大洋丸>起終点ロス線

●昭和戦前期の主要航路は昭和14年が基準となっている表覧に太平洋航路として、逓信省命令航路として、シャトル線とサンフランシスコ線がある。そのシスコ線には、浅間丸、龍田丸、鎌倉丸、そして大洋丸の4隻、2週に1回の就航である。シスコ線の寄港地をあげる。香港→上海→神戸→清水→横浜→ホノルル→サンフランシスコ→ロサンゼルス→サンフランシスコ→ホノルル→横浜→神戸→上海→香港、である。これは昭和4年からロサンゼルスが起終点となる。16年7月休航となる(「日本郵船百年史資料」日本郵船1988 p732)