大洋丸>昭和15年1等運転士沖義八郎

東京海洋大学越中島分校の百周年記念館で
大洋丸」航海日誌を吉田先生の許可で閲覧する。
以下は1時間ほどの閲覧で行ったその抄録である。

●「大洋丸」 昭和15年
船長:徳永貞砥 1等運転士:沖義八郎 
2等運転士:内田実治・伊藤一兵・山梨亀太郎
3等運転士:小山満夫・稲木一夫・中園政江 
第6航から第10航の寄港日・寄港地
6次6月22日 神戸 6月24日
6次6月26日 上海 6月28日
6次6月30日 神戸 7月01日
7次7月02日 神戸 7月03日
7次7月06日 上海 7月09日
8次7月11日 神戸 7月15日
8次7月18日 上海 7月22日
9次7月23日 神戸 7月24日
9次7月26日 上海 7月29日
10次8月02日 神戸 8月03日
10次8月06日 上海 8月09日
10次8月11日 神戸 8月12日

東京海洋大学附属図書館越中島分館を江東区民が閲覧できるということを、
先日木場公園の”区民祭り”に出ていた東京海洋大学の人に聞いたので、
11月8日早速図書館に出かけて情報サービス係長の田島さんに面会。
大洋丸の航海」を図書館に寄贈、健康保険証を提示し閲覧証を交付していただく。
大洋丸」という文字をみた田島さんが百周年記念館の書庫で「大洋丸」の
航海日誌、相当に製本部分がボロボロになったのを確か見たといわれた。
そこで帰りにその百周年記念館に立ち寄ったら、丁度事務室入り口から
出会い頭に出てこられたのが、田島さんから紹介があった庄司先生であった。
庄司先生に事情を話し、「大洋丸の航海」を進呈すると、すぐ書庫に
案内され「大洋丸」の航海日記を見せてくださった。
庄司先生はもう退職後10数年もこの資料館のお仕事をなさっているという。
週一度出勤されるもう一人の吉田先生に引き継ぎを書き残してくださるとの
ことで、その日は感謝しながら、帰宅した。