大洋丸>駆逐艦春月

志賀浦村安部屋の海は、幼い日の海水浴の思い出、穴水町鵜島の造船所の記憶は、負け戦さに護衛なしの丸裸で日本海に出て撃沈される輸送船のくやしさ。とうとう父に召集令状が来て、母の実家のある土田村の国民学校に転校。新制中学で一番凄かった山下先生の大和護衛駆逐艦春月、その壮絶な敵機来襲と乗船艦の撃沈、海に投げ出されてからの生還の物語にどれだけ感動してことだろう。これもまた「大洋丸」探索に繋がっている。
 『文献探索2005』の総編集に取りかかることになった。しばらくこの「大洋丸物語」も休止して、掲載のためのまとめに入ろう。