大洋丸文献探索＞日本郵船記事要約＞東洋汽船合併

○大正１５年５月、日本郵船は東洋汽船との合併で大蔵省より
委託船大洋丸と吉野丸の払下を受け、桑港線の業務を、天洋丸、
春洋丸、これや丸、さいべりや丸、楽洋丸、安洋丸、墨洋丸、
大洋丸で開始した（「日本郵船株式会社五十年史」日本郵船
１９３５ 　ｐ３５０）
＞
●天洋丸、地洋丸、春洋丸、大洋丸、楽洋丸、安洋丸、墨洋丸、
船の名称は、命名者の心意気が知れるようです。我が父も
軍艦青葉であわやの命をとりとめて、戦後は海軍小唄もでる
夏のビールのひととき、女子高校生の私に、縷々聞かせたもの
でした。そんな目白大学橋詰先生からの『大洋丸の航海』礼状
の一節が思い出される。橋詰先生は『田中英光事典』編集事務
担当、大洋丸登場の『オリンポスの果実』調査を、図書館紀要
に著者田中英光記事を発表した私は、事典に依頼された書誌を
作成した。しかし、当時の出版不況を反映して、この事典は
刊行に至らなかった。
＞
◎東洋汽船・日本郵船関係出版物（大洋丸所属以降）。
東洋汽船六十四年の歩み 1964
日本郵船会計史　 山口不二夫著 1998
日本海事史の諸問題 石井謙治編 1995
日本郵船戦時船史 上巻 　　　　1995
日本郵船戦時船史 下巻 　　　　1995
海運市況の回顧と展望 日本郵船　　1993
日本郵船21世紀への挑戦 吉田泰治著 1992
日本郵船百年史資料 日本経営史研究所 1988
日本郵船株式会社百年史 日本経営史研究所 1988
近代日本海運生成史料 日本経営史研究所 1988
海事論文集 / 対米船舶提供記念財団. 1938
産業フロンティア物語. 第6. -- ダイヤモンド社, 1965
東亜大観. 25周年版(2603年版) / 川田友之. 日本郵船 1943
東亜大観. 26周年号(2604年版) / 川田友之 1944
七つの海で一世紀 日本郵船 1985
二引の旗のもとに 日本郵船 1986
日本海事史の諸問題. 対外関係編 石井謙治 1995.5
日本産業資料大系. 第1-12巻 内外商業新報社 1926-1927
日本郵船 龍隆. 朝日ソノラマ, 1980.9.
日本郵船を暴く 津浪竜男 曙之日本社, 昭和12
日本郵船会計史. 財務会計篇 山口不二夫 白桃書房, 1998.7
日本郵船会計史. 豫算・原価計算篇 山口不二夫 白桃書房, 2000.2
日本郵船株式会社五十年史 日本郵船, 昭10
日本郵船株式会社五十年史 日本郵船, 1935
日本郵船株式会社英文世界年鑑 1941-42年版 川田友之, 昭和16
日本郵船株式会社絵葉書 第1集 米倉正裕 2001.5
日本郵船株式会社会計帳簿目録 一橋大学産業経営研究所 1978
日本郵船株式会社百年史 日本経営史研究所 日本郵船 1988
日本郵船戦時船史 日本郵船, 1971
日本郵船戦時船史資料集 日本郵船, 1971
日本郵船船舶100年史 木津重俊 海人社, 1984.9
日本郵船21世紀への挑戦 吉田泰治 オーエス出版 1992.8